Device Gateは既に出荷時にレーザーにプリインストールされています。これを有効にするだけで、レーザーのデータをデジタルで利用できるようになります。Device Gateを利用すれば、レーザーや機械のデータなどを直接クラウドまたはTRUMPFに安全に送信することができます。そして、Condition Monitoringなどのサービスが利用可能になります。Device Gateは、ネットワーク接続する装置が一つだけである場合に特にお勧めです。複数の機械から構成される場合は、Factory Gateの使用が推奨されます。
Factory Gate及びDevice Gateを利用すれば、レーザーと機械を社内ネットワークやクラウドにネットワーク接続することができます。このITセキュリティーの高いデジタル接続を介して、装置のデータや情報をいつでも呼び出すことができます。これはインダストリー4.0に向けた重要な基盤であり、Device Gateが単一装置向けのスマートなソリューションであるのに対して、Factory Gateは装置群全体に対応しています。
ソフトウェアを自社サーバーにインストールすることで、安全なデータ転送が保証されます。
Factory Gateでは複数の装置をネットワークに接続することができるため、拠点が複数にまたがっている場合でも問題ありません。
VPN接続を使用することなく、標準プロトコル (http/https) が完全な透明性を実現
Factory Gateの拡張は、必要に応じてサードパーティのアプリケーションでも可能です。
エキスパート分析の結果は、既存のインフラストラクチャを介して提供されます。
Device Gate
Factory Gate
Factory Gateを利用すれば、複数のレーザーや機械をデジタルでネットワーク接続できます。複数のFactory Gateを社内ネットワークの複数箇所にインストールする方法を選択すれば、製造現場の全ての要素をフレキシブルに接続することができます。なお、このソフトウェアソリューションは社内サーバーにインストールします。そうすることで、全てが安全な社内ネットワーク内に残るため、暗号化なしでのデータ伝送が実現します。そして、データの流れはIT部門によって常時監視されます。データを暗号化して送信する必要がある場合、つまり社外へのデータ転送時には、SSL/HTTPSなどの様々な暗号化技術を利用することができます。この技術により、VPN接続やオープンな入力ポート構成は不要となります。
Condition Based Services
Condition Based Servicesはインダストリー4.0およびネットワーク化された製造のためのモジュールです。これは基本的にレーザーの接続を可能にするFactory Gate、Smart View Services、およびCondition Monitoringの要素で構成されます。その目的は、 ネットワーク化されたレーザー装置の可用性と生産性を向上させ、節約の可能性を特定することにあります。