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TruLaser 5030 fiber
TruLaser 5030 fiber
2Dレーザ切断機

TruLaser 5030 fiber / 5040 fiber / 5060 fiber

固体レーザを搭載した生産的なマシン

生産的な加工、スムーズなプロセス

TruLaser 5030 fiber、TruLaser 5040 fiberおよびTruLaser 5060 fiberの魅力は、複雑なコンターでも速い加工速度で高品質な製品を高い再現性で加工できるところにあります。最大レーザパワー24 kWの固体レーザにより、卓越した送り速度に達することができます。インテリジェントなアシスタントシステムにより、全ての加工プロセスをこれまで以上に生産的そして確実に行うことができます。お客様の操作が少なく、マシンの運転休止時間を最低限に抑えることができます。

最低限の部品コスト

複雑なコンターでも高出力ドライブとダイナミックな軸動作により優れた機械動性を発揮。

最大限のレーザパワー、不良品を最低限に抑制

TruDisk 24001は、24 kWの出力を駆使して最大3倍の速度で、そしてActive Speed Controlを利用して非常に高いプロセス安定性で切断します

妥協しない最高の結果

BrightLine fiberは、極めて優れたパーツ品質および円滑なパーツ取り出しを実現します。

HighspeedとHighspeed Eco

新しいノズルデザインの効果で窒素消費量が最大70 %節約され、シートの処理能力が2倍になります。

材料加工でレーザパワーをフル活用

当社のマシンはレーザパワーがフル活用できるように設計されており、1 kWも漏らすことなく材料に届きます。その結果、高い送り速度だけでなく、生産性の高い加工も実現します。

非の打ちどころのないノズル品質

スマートノズルオートメーションにより、フルオート運転においても高いノズル品質が保証されます。ノズルチェンジャーは切断中にマシンから引き出して、主要工程と平行してセットアップすることができます。

簡単な操作

何度も表彰を受けているTouchpoint HMIにより、高い性能を維持しながら、操作業務をこれまでより大幅に素早く直感的に行うことができます。

オーバーサイズの切断

サイズが6 x 2 mの材料の加工が素早く簡単に実現します。

軟鋼厚板でも精緻に切断可能

CoolLine機能を利用すれば、軟鋼厚板にも精緻なコンターを形成することができます。

TruLaser 5000 fiberシリーズ – 機械構造とコンポーネント
TruLaser 5000 fiberシリーズ – 固体レーザによる汎用加工に適した高生産性マシン
TruLaser:標準切断プロセス
FlexLine
ナノジョイント:加工安全性の高いレーザ切断とコンポーネントの簡単な分類を実現
EdgeLine Bevel
Smart Rerun
TruDisk 24001
TruDisk 24001
レーザパワーをフル活用

出力400 PSの車に乗っているにもかかわらず、エンジン性能が路面に伝わらない状況をイメージしてください。そんな状況がレーザ切断で発生しないように、当社のマシンはレーザパワーが完全に材料に届くように設計されています。マシン、レーザパワーと機能が完璧に調和したトータルパッケージを提供しているのはTRUMPFだけです。最大24 kWのレーザパワーが加工品でフル活用できるため、加工が困難なパーツであっても最高の仕上がりが得られます。

加工安全性の高いレーザ切断

ミクロジョイントとは異なり、ナノジョイントはカーフ下端の小さな停止位置だけでコンポーネントをスクラップスケルトンに固定します。これによりコンポーネントの傾きが防止されるため、安全なパネル加工につながります。コンタの損傷は最小限に抑えられ、より簡単にコンポーネントをスクラップスケルトンから取り外すことができます。ネスティングでの間隔を狭めることができるため、資源の使用効率が高まり、生産性の向上というメリットを得ることができます。

ナノジョイントとミクロジョイントの比較

ナノジョイントでは、生産性やパーツ品質が向上するだけでなく、スクラップスケルトンに最小限しか固定されていないため、容易に製品排出が可能になり、加工安全性と資源効率の高い加工を実現できます。多くの場合、後処理は必要ありません。コンポーネントの形状に関係なくオーダーを高い生産性で加工可能
それに対してミクロジョイントは、スクラップスケルトンにある固定タブで、板厚全体にわたってコンポーネントを固定します。ミクロジョイントの場合もオーダー加工中の加工安全性は確保されますが、目に見えるコンタの損傷については殆どの場合、時間のかかる手作業でコンポーネントの後処理を行う必要があります。板厚が薄いと製品排出にも手間がかかりますが、中程度の板厚ではほぼ不可能です。

Part Station

Part Stationは、板金部品を効率的に仕分けるためのソリューションです。パーツセパレーターと組み合わせて、そしてミクロジョイントまたはナノジョイントを使用することで、傷つけることなくパーツを板金材料から分離し、最大80 %の時間節約を実現することができます。分離したパーツは、Part Stationによってオーダーごとに別々のボックスに仕分けられます。Part Stationには車輪が取り付けられているため、工場内を移動して柔軟に使用することが可能です。

軟鋼薄板のパーツ

TruLaser 5000シリーズは、特に薄板を極めて高速に切断します。

簡単に取り出し可能なパーツ

特殊な光学系と流動性を最適化したブライトラインノズルを賢く組み合わせたオプションのブライトラインファイバーおよびその他の技術的革新により、TruLaser 5000シリーズは最高のパーツ品質を提供します。ハイライト:品質の高い切断エッジにより、製品排出時にパーツが引っかかることはありません。パーツを簡単に取り出すことができ、時間も節約できます。

従来の全材料を切断

TruDiskは、戻り光の影響を受けることなく、窒素により非鉄重金属を加工できる構造になっています。さらにTRUMPFでは、保護ビニール付き材料も加工することができます。

CoolLineによる軟鋼厚板の切断

CoolLineによるプロセスでは、レーザ切断中に加工品に狙いを定めて冷却します。これにより細かい形状が可能となり、軟鋼 厚板加工時の安定性を大幅に向上させます。

厚い軟鋼

強力でパワフルなTruDisk 24001は、板厚が最大50 mmの軟鋼であっても軽々と切断し、高品質の仕上がりが得られます。

スチール品質と表面品質が異なる材料をFlexLineで切断

FlexLineを使用すれば、品質が異なる軟鋼を高い安定性、安全性と品質で切断することができます。それには、特有の切断パラメーターと特許取得済みのノズルデザインが貢献しています。

TruLaser 5030 fiber
TruLaser 5040 fiber
TruLaser 5060 fiber
寸法      
長さ 9229 mm 11200 mm 15500 mm
6145 mm 6373 mm 6373 mm
高さ 2200 mm 2200 mm 2200 mm
重量      
ベーシックマシンの重量 11700 kg 1 14300 kg 1 18500 kg 1
最高速度      
同時 280 m/min 280 m/min 280 m/min
作業範囲      
X軸 3000 mm 4000 mm 6000 mm
Y軸 1500 mm 2000 mm 2000 mm
大荷重用パレットチェンジャー非装備時の最大加工品重量 1100 kg 2000 kg 2900 kg
大荷重用パレットチェンジャー装備時の最大加工品重量 1800 kg 3300 kg 4900 kg
両パレット上での最大加工品重量 大荷重用パレットチェンジャー装備時 2200 kg 2 3900 kg 2 5700 kg 2
レーザー固有のデータ - TruDisk 6001      
最大レーザ出力 6000 W 6000 W 6000 W
軟鋼最大板厚 25 mm 25 mm 25 mm
切断パッケージ プレート厚さ拡張の最大板厚軟鋼 32 mm 32 mm 32 mm
ステンレススチール最大板厚 25 mm 25 mm 25 mm
切断パッケージ プレート厚さ拡張の最大板厚ステンレススチール 35 mm 35 mm 35 mm
アルミニウム最大板厚 25 mm 25 mm 25 mm
銅の最大板厚 10 mm 10 mm 10 mm
ブラス最大板厚 10 mm 10 mm 10 mm
レーザー固有のデータ - TruDisk 8001      
最大レーザ出力 8000 W 8000 W 8000 W
軟鋼最大板厚 25 mm 25 mm 25 mm
切断パッケージ プレート厚さ拡張の最大板厚軟鋼 32 mm 32 mm 32 mm
ステンレススチール最大板厚 40 mm 40 mm 40 mm
アルミニウム最大板厚 25 mm 25 mm 25 mm
銅の最大板厚 16 mm 16 mm 16 mm
ブラス最大板厚 10 mm 10 mm 10 mm
レーザー固有のデータ - TruDisk 10001      
最大レーザ出力 10000 W 10000 W 10000 W
軟鋼最大板厚 30 mm 30 mm 30 mm
切断パッケージ プレート厚さ拡張の最大板厚軟鋼 32 mm 32 mm 32 mm
ステンレススチール最大板厚 40 mm 40 mm 40 mm
アルミニウム最大板厚 30 mm 30 mm 30 mm
銅の最大板厚 16 mm 16 mm 16 mm
ブラス最大板厚 12.7 mm 12.7 mm 12.7 mm
レーザー固有のデータ - TruDisk 12001      
最大レーザ出力 12000 W 12000 W 12000 W
軟鋼最大板厚 30 mm 30 mm 30 mm
切断パッケージ プレート厚さ拡張の最大板厚軟鋼 50 mm 50 mm 50 mm
ステンレススチール最大板厚 40 mm 40 mm 40 mm
切断パッケージ プレート厚さ拡張の最大板厚ステンレススチール 50 mm 50 mm 50 mm
アルミニウム最大板厚 30 mm 30 mm 30 mm
切断パッケージ プレート厚さ拡張の最大板厚アルミニウム 40 mm 40 mm 40 mm
銅の最大板厚 16 mm 16 mm 16 mm
ブラス最大板厚 12.7 mm 12.7 mm 12.7 mm
レーザー固有のデータ - TruDisk 24001      
最大レーザ出力 24000 W 24000 W 24000 W
軟鋼最大板厚 40 mm 40 mm 40 mm
切断パッケージ プレート厚さ拡張の最大板厚軟鋼 60 mm 60 mm 60 mm
ステンレススチール最大板厚 40 mm 40 mm 40 mm
切断パッケージ プレート厚さ拡張の最大板厚ステンレススチール 60 mm 60 mm 60 mm
アルミニウム最大板厚 40 mm 40 mm 40 mm
銅の最大板厚 16 mm 16 mm 16 mm
ブラス最大板厚 12.7 mm 12.7 mm 12.7 mm
消費値      
生産時の電力消費量平均 - TruDisk 6001 15 kW 15 kW 15 kW
生産時の電力消費量平均 - TruDisk 8001 17 kW 17 kW 17 kW
生産時の電力消費量平均 - TruDisk 10001 19 kW 19 kW 19 kW
生産時の電力消費量平均 - TruDisk 12001 25 kW 25 kW 25 kW
生産時の電力消費量平均 - TruDisk 24001 33 kW 33 kW 33 kW

優れた生産性と最高品質:高性能な機能により、最高の加工結果が保証されます。

加工安全性およびオペレータサポート

ナノジョイント

ナノジョイントでは、部品形状に関係なくコンポーネント加工時の加工安全性と資源効率が高まり、生産性とパーツ品質が向上します。また、スクラップスケルトンにごくわずかしか固定されていないため、製品排出が簡単になります。多くの場合、後処理は必要ありません。それに対してミクロジョイントは、スクラップスケルトンにある固定タブで、板厚全体にわたってコンポーネントを固定します。コンタの損傷が目に見える程度に発生するため、大抵の場合には、時間をかけて手作業でコンポーネントの後処理を行う必要に迫られます。板厚が薄いと製品排出にも手間がかかりますが、中程度の板厚ではほぼ不可能です。

CoolLine

軟鋼はレーザ切断中、特に熱くなるため、制御不能に溶融することがあります。CoolLineを使用すれば、このような問題は生じません。加工中、特殊なノズルのついた切断ヘッドが、加工品上のレーザ光の周囲に霧状の水を吹きかけます。水の蒸発エネルギーはレーザ光周辺の材料を冷却する働きをします。CoolLineはこのようにして細かい形状やより狭いネスティングを可能にし、軟鋼厚板加工の安全性を大幅に向上させます。

AdjustLine

AjustLineでは、様々な材質の材料に合わせて切断プロセスを容易にカスタマイズすることができます。この機能は、特に低品質な材料加工時の安定性を向上させます。つまり、材料コストを低く保ったまま、粗悪品も減少させることができるということです。オペレータはAjustLineをいつでもオンまたはオフにすることができます。その際プログラミングは不要です。

衝突保護

切断ヘッドの衝突保護は最高の加工安全性を保証します。機械の可用性の向上により短い運転休止時間を活用することができます。衝突が生じた場合は、切断ヘッドの損傷が回避されます。

Dot Matrix Code

Dot Matrix Code機能では、標準化された産業コードを迅速にマーキングすることが可能になります。レーザ平床式機械は、数秒以内に点状の2Dコード (DataMatrix) をパーツに記します。このコードにはプロセスチェーンの情報が含まれています。このコードは後続のマシンで適切なプログラムを呼び出すために使用されます。

MobileControl App

MobileControl Appは、標準操作パネルのユーザーインターフェースをお使いのタブレットのタッチスクリーンに転送するため、いつでも簡単かつフレキシブルにマシンの操作や制御を行うことができます。マシンを使う作業環境でほかの場所にいながらタブレットでマシンの情報を呼び出したり、プログラムの交換を行ったりすることができます。

ドロップ&カット

ドロップ&カットにより、残りのシートが簡単、直感的かつ効率的に活用可能になります。カメラにより、マシン内部のライブ画像がユーザーインターフェースに直接表示されます。多くの製品図形データを残りのシート上に自由に配置することができます。これにより、個々の製品の追加生産時間を大幅に節約できます。材料の調整、シート位置測定、ゼロポイント移動など手間のかかるプロセスステップは省略されます。

Sorting Guide

カメラベースのアシストシステムであるSorting Guideは、板金部品の取り出しとソーティングで作業者をサポートします。顧客オーダーまたは下流のプロセスに応じて、パーツに目印として色が付けられます。そのため、作業者は切断済みパーツを簡単に素早く、ミスなしでパレット上に並べて置くことができます。

Smart Rerun

自律型生産とダウンタイムの回避につながるSmart Rerunでは、軽度の衝突やエラーカットの後にマシンが生産を続行します。不良品を防止するため、コンター内での生産再開が常に優先されます。それが不可能な場合に限り、次のパーツに移ります。いずれにせよ、生産の継続に主眼が置かれます。

キービジュアル コネクティビティ
デジタルリンクと統合でスマートなソリューションを実現

多くのTRUMPFマシンでは、独自のソフトウェアラインナップへの完全な統合が問題なく簡単に実現します。Oseonへの統合やモニタリング・分析ツールとのリンクなど、どの組み合わせにも適切なソリューションが用意されています。OPC UA規格に基づいている当社のインターフェースで、サードパーティのソフトウェアシステムとのリンクも可能です。

保護ガラスのオンライン状態確認

清潔な保護ガラスは、長期にわたり高い切断品質を維持します。保護ガラスの消耗状態はセンサーによって常に監視されているため、保護ガラスの交換が必要になると通知されます。清掃および交換は必要な場合のみ行われるため、コストを削減できます。

フレキシビリティー

EdgeLine Bevel

EdgeLine Bevel機能が拡大し、今後は面取り部と皿穴の切断のほか、曲げ加工を直にレーザ切断機で行えるようになりました。その結果、追加のプロセスステップにかかる手間が軽減され、材料で鋭く尖ったエッジが防止されます。簡単かつ迅速にプログラミングできるEdgeLine Bevelは、さまざまなアプリケーションに対応可能です。具体的に言うと、さまざまな角度の面取り部やいろいろなサイズの皿穴を加工することができます。また、曲げ加工でコンポーネントの見た目が良くなり、切り傷を負うリスクが低下します。

自律性

Active Speed Control

このシステムは切断中にノズルを通してカーフ内を観察し、切断プロセスを監視し、自動的に送り速度を制御します。一枚のシート内で板厚が変化するか、品質が不安定で錆や残留塗装などによって材料に悪影響が及んでいる場合であっても、センサーは熱切断と溶断での適切な送り速度を保証します。データ分析により、安定した高速切断が可能になります。汚れがひどくてエラーカットが発生した場合でも、Smart Rerunを利用して切断プロセスを自動的に続行することができます。その結果、切断の中断を防止することができるため、不良品の数が大幅に低下します。

スマートノズルオートメーション

ノズルとレンズが最適であるとこは、加工の安定性とパーツ品質を得るための重要な前提条件です。レンズ寿命を高めるLensLineなどインテリジェントな機能を組み合わせたスマートノズルオートメーションは、フルオート運転においてもノズルとレンズの最適な状態を保証します。この機能は、切断結果を損なう可能性のある多くの原因を独自に検出して解決するため、ノズルの清掃および交換サイクルの計画が改善されます。

Smart Collision Prevention

今後は、衝突回避機能が2種類のモードで利用可能になりました。シートモードでもシングルパーツモードでも、ミクロジョイントは大抵の場合不要です。これにより手間のかかる後処理を省略できます。また、傾倒することがないため、部品の自動アンローディングも可能になります。

DetectLine

カメラシステムは配置された材料の位置を正確に特定し、すでに切断されたパーツの高精度な追処理を可能にします。この時DetectLineは焦点位置を自動調節します。

生産性

Highspeed

迅速かつ経済的でありながら高品質を維持:Highspeedでは、固体レーザでの窒素切断がこれまでにない速度で実現します。そのため、板厚が中程度か厚い軟鋼/ステンレススチール板金でのシート処理量をほぼ倍増させることができます。フィード速度でも倍増が可能です。また特別なノズルデザインによりアシストガス消費量が最大40 %低下し、鋭いエッジを持つコンターでのバリ形成さえも防止されます。それに加えて、このプロセスでは窒素による加工で対応できる板厚の範囲が拡大します。TruDisk 8001と組み合わせることで、TruLaser 5030 fiberは板厚12 mmの軟鋼を切断できるようになります。

Highspeed Eco

極めて迅速で経済的:このHighspeedプロセスでは、窒素切断でのアシストガス消費量が最大70 %低下します。これは特許取得済みのノズルデザインにより実現します。Highspeed Ecoでは、板厚が中程度か厚い軟鋼/ステンレススチール板金でのシート処理量をほぼ倍増させ、同時にフィード速度を最大100 %向上させることができます。その際に品質が低下することはありません。Highspeed Ecoでは鋭いエッジを持つコンターでのバリ形成さえも防止されます。それに加えて、このプロセスでは窒素による加工で対応できる板厚の範囲が拡大します。TruDisk 8001と組み合わせることで、TruLaser 5030 fiberは板厚12 mmの軟鋼を切断できるようになります。

TruLaser 5000シリーズのレーザパワーが倍増

出力24 kWを誇る新型TruDisk 24001を搭載したTruLaser 5000では、レーザパワーが倍増しています。このレーザ切断機を使用すれば、部品の加工速度が最大3倍になり、1時間当たりのスループットが材料に応じて最大80 %高まります。自社の製造の生産性とパーツ品質をさらに向上したいとお考えですか?でしたら確実に、こちらのレーザのレーザパワー 24 kWがお役に立ちます。特に板厚が中程度か厚い部品の生産が、材料の種類を問わずに効率的に実現します。それに加えて、レーザパワーの倍増により、切断したパーツの品質も向上します。

品質

BrightLine fiber

BrightLine fiberにより、固体レーザでどのような板厚範囲でも高品質の切断結果をもたらします。その上、薄板加工における固体レーザのメリット全て、特に高速加工を実現できます。

PierceLine

PierceLineにより、ピアシング工程が監視および制御されます。この機能は材料とマシンの両方を保護し、パーツ品質を向上させ、ピアシング時間を最大80 %まで短縮します。

パフォーマンスパッケージ

パフォーマンスパッケージの革新的なパフォーマンスノズルと最適化された切断データにより、薄板切断時の品質および生産性の両方が同時に向上します。

内蔵型ガスミキサー

内蔵型ガスミキサーは、オペレータの一切の介入なしで、切断用アシストガスである窒素と酸素を自動で混ぜ合わせます。混合ガスと高いレーザパワーを組み合わせることで、軟鋼やアルミニウムのパーツ品質を向上させることができます。材質、材料合金、材料品質によっては、レーザ切断パーツのバリを低減することができます。

FlexLine

材料の違いに対応できる能力が高く、安定性の高いプロセスが実現するFlexLineを使用すれば、品質が異なる軟鋼で最善の切断結果が得られます。特許取得済みのノズルデザインと特有の切断パラメーターを利用して、板厚が厚い場合でも精緻なコンターを確実に切断することができます。そのため柔軟性が維持され、材料を最大限に活用することが可能になります。

持続可能性

エネルギー効率の高いチラー – スマートな冷却、コスト削減

エネルギー効率の高いチラーを使用すれば、マシンとレーザをひとつのシステムで冷却できるほか、エネルギーコストが標準冷却ユニットと比較して最大50 %低下します。コンパクトに設計されており、必要なスペースを削減しながら最適な冷却効果が得られます。高出力の冷却と最小限のエネルギー消費量がスマートに組み合わされているため、ランニングコストが低下します。

TruTops Boost

2Dレーザ加工機、パンチ加工機およびパンチレーザ複合機を、オールインワン3DソリューションであるTruTops Boostでインテリジェントに設計し、プログラミングすることができます。多数の自動機構により時間のかかるルーティン作業が不要になり、ネスティングの共同利用により時間と材料が節約されます。それに加えて、全製造オーダーとオーダーに基づいた作業を常に把握することができます。

ソフトウェア

顧客の問い合わせから製造された部品の納品に至るまで、TRUMPFのソフトウェアポートフォリオは製造プロセス全体を最適化します。TRUMPFは、ソフトウェアとマシン、サービスをインテリジェントに組み合わせ、顧客のスマートファクトリーのためにインダストリー4.0ソリューションをカスタマイズします。

当社の総合的なモジュールからお客様のレーザ切断機に合わせた自動化コンポーネントを選択していただけます。セミオートローディングからストレージ接続されたフルオートの加工セルに至るまで、TRUMPFではお客様のプロセスチェーンを最適化するソリューションを提供しています。

ローディング

オートメーションの導入: LoadMasterでは、マシンに材料が自動的にローディングされます。

ローディングおよびアンローディング

LiftMaster Compactは、マシンのローディングおよびアンローディングをフルオートで行います。LiftMaster Linear Basicにより、マシン最大2台のキャパシティが向上

ローディングおよびアンローディング / パーツの仕分け

LiftMasterは自動化ソリューションとして、広範囲にわたる自動化機能をカバーします。材料のローディングおよびアンローディングの他、パレットハンドリングや製品排出にも適しています。さらにLiftMaster Sortによってスクラップスケルトンから製品が分離されます。LiftMaster StoreおよびLiftMaster Store Linearは、設備を直接ストレージに接続します。SortMasterは、フルオートで製品を仕分けします。

ストレージシステム

TruStore 1000シリーズおよびTruStore 3000シリーズのストレージシステムにより、材料の取扱いを需要に応じて管理できます。

国によっては、この製品ラインナップと製品情報が異なる場合があります。技術、装備、価格及び提供アクセサリーは変更されることがあります。 現地担当者に問い合わせて、国内で製品を入手できるかどうかを確認してください。

脚注
  • Entspricht dem Maschinengewicht mit Standardausstattung. Das Gewicht kann je nach Ausstattung variieren.
  • 両パレットでの最大加工品重量は同じです。 ただし、パレット上の加工品重量にはさまざまな分布があります。 大荷重用パレットチェンジャー非装備時の配布、パレットおよびフォーマットごとに最大30 mm/30 mmの板厚。 大荷重用パレットチェンジャー装備時の配布、パレットおよびフォーマットごとに最大50 mm/10 mmの板厚。

お客様向け情報

TRUMPFスラットクリーナー技術のイメージ
スラットクリーナー

スラットクリーナーでレーザ加工機テーブルのスラット (剣山) を複数回にわたりスピーディーに清掃することにより、スラットをはるかに長い間使用できるようになります。

パンチレーザ複合加工機

パンチングとレーザ加工の長所を兼ね備えたTRUMPFのパンチレーザ複合加工機では、幅広い加工部品ラインナップの少量または大量生産が可能です。

LiftMaster Linear、残材分離
2Dレーザ切断機のオートメーション

TRUMPFでは半自動ローディングからストッカー接続された完全自動マシンに至るまで、適切な自動化ソリューションを常に提供しています。

問い合わせ
ご相談窓口(マシン事業部)
Fax +81 45-931-5714
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