手動またはフォークリフトで移動して、すぐに使用開始できます。
すぐに実現するオートメーション
曲げ加工自動化コンポーネントFlex Cellを装備すれば、手動のTruBend 7050がTRUMPF最速の曲げセルに生まれ変わります。これがあれば、急を要するオーダーがある場合に、単純な部品の生産能力を簡単に拡大することができます。しかもそれが、マシンオペレータを追加することなく実現します。これにより、作業者チームの負担が軽くなり、自律型シフトが可能になります。この移動型ロボットセルは、既存の曲げプレスに簡単に連結することができます。そうすることで、大型サイズの材料ストレージを備え、据付面積のコンパクトな完全自動型の曲げセルが出来上がります。
シンプルな部品に適したTRUMPF最速の曲げセル。
ローディング容量を二重にすることで、自律型生産が最長42時間可能になります。
卓越した自動曲げ加工がごくわずかなスペース(< 10 m²)で実現します。
難度の高い部品は手動で加工する一方で、単純な部品は自動で加工できるようになります。Flex Cellは、生産開始準備が数分以内に整います。
Flex Cell*
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最小部品サイズ | 70 mm x 50 mm |
最大部品サイズ | 600 mm x 400 mm |
最小板厚 | 0.7 mm |
最大板厚 | 6 mm |
最大部品重量 | 5 kg |
寸法 | |
高さ | 2200 mm |
長さ | 2400 mm |
幅 | 2000 mm |
ダウンロード形式で用意された全製品バリエーションの技術データ。
移動型曲げ加工自動化コンポーネントFlex Cellが非常に迅速なのはなぜでしょうか?こちらには、特別な装備・機能が詳しく紹介されています。
高性能、正確、軽量を誇る6軸産業用ロボットを使用することで、高い製品精度と短いサイクルタイムが実現します。機械式クイックカップリングが備わっているため、グリッパーを素早く交換することが可能です。
ブランク材をローディングエリアで正確に積み重ねる必要はありません。センタリングテーブルによって正確に位置合わせされます。これはプロセス安定性の向上と時間の節約につながります。また、表面にはパンチングメタルが備わっているため、部品の付着が防止されます。
バキュームグリッパーと爪グリッパーが組み合わされているFlex Cellは、非常に高い性能を発揮します。移動型バキュームユニットが備わっているため、曲げ加工時の衝突要素がわずかに抑えられます。グリッパーは辺の把持にも対応できるように設計されています。
高いプロセス安定性が保証されます。板厚を測定することで、グリッパーが材料を2枚掴んだかどうかが早めに検出されます。また、ダブルシートディテクションはつかみ替えステーションとしても機能します。
コンベヤーベルトがあれば、デリケートなパーツも排出することができます。しかも、このベルトは素早く連結解除でき、オペレーター用のスペースが広大に用意されているほか、邪魔になる輪郭がほとんどないため、マテリアルフローが更にスムーズになります。
Flex Cellにはつかみ替えステーションが2つ統合されています。一方は固定式で小さめの部品に、もう一方は調整式で大きめの部品に適しています。各サクションカップでそれ専用に真空が生成されることで、曲げワークの確実なピックアップが可能になります。また、経路が短いため迅速なつかみ替えが実現し、サイクルタイムの短縮につながります。
簡単に充填して空にできるローディング・アンローディングカートを使用すれば、既に生産中に次のパーツを準備して、素早く簡単に交換することができます。
Flex Cellでの角度測定:新しいACB手法「Smart」を利用して、Flex CellにACB WirelessもACB Laserも装備することができます。
サクショングリッパーを使用すれば、600 x 400 mmまでの大きめの部品でも、Flex Cellで加工することができます。旋回軸が追加されており、部品のつかみ換えを減らすことが可能になります。
国によっては、この製品ラインナップと製品情報が異なる場合があります。技術、装備、価格及び提供アクセサリーは変更されることがあります。 現地担当者に問い合わせて、国内で製品を入手できるかどうかを確認してください。
*選択したオプションによって異なります