TruPrint 2000
TruPrint 2000
3D印刷システム

TruPrint 2000

正方形プレートで実現する高い生産性

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正方形プレートで実現する高い生産性

TruPrint 2000の特長は、最高レベルの品質、高いプロセス安定性と生産性が得られることにあります。200 x 200 mmのベース面と高さ200 mmのビルド容積を誇るこのマシンでは、理想的な条件が整っています。ビルド容積が拡大し、80 µmの新しいスポット基本設定が採用されているTruPrint 2000は、金型業界、歯科・医療業界ならびに産業界全般での用途に最適なシステムです。

例えば四角形のビルドプレートでは、直径200 mmの円形ビルドプレートの場合と比較して、配置できるRPD(部分床義歯)の数が36%増加しています。また、スポット径80 µmのフルフィールドマルチレーザが搭載されているため、ユーザーは新しい歯科技工用パラメーターを活用して、最大30個のRPDを約4時間でプリントすることが可能になっています。

簡単なネスティング

正方形のベース面が採用されており、ビルドプレートの下側が固定されているため、部品を隅々まで簡単に配置することができます。

プレミアム品質の積層造形が高い生産性で実現

500 Wのレーザパワー、80 µmのビーム径とオプションのマルチレーザを活用することで、卓越した結果が高い生産性で得られます。

部品コストが削減

広大なビルド容積、高いレーザパワーと短いコーティング時間を組み合わせることで、連続生産に適した経済的なマシンコンセプトが出来上がっています。

可能性が拡大

スポット径の調整(55/80 µm)と詳細なプロセス分析が可能であるため、柔軟性の高いプロセスと拡張モニタリングが実現します。

簡単な取扱い

粉末が不活性ガス下でクローズループ式に循環するため、粉末とパーツを簡単かつ安全に取り扱うことができます。

TruPrint 2000の全機能を製品アニメーションで体験
各種のメリットをもたらす正方形プレート

TruPrint 2000では、200 x 200 x 200 mmのビルド容積を利用して自由に造形することができます。光学系の構造を最適化することで、ビルドプレートの角でも高品質が得られるようになっており、しかもそれがビルドプレート上に煩わしいネジを追加することなく実現します。
歯科技工分野では、円形プレートの場合と比較して、プレート上に配置できるRPDの数が36%増加しています。また、マシンの面積増加とレーザパワーの上昇は、ダイ・モールド製造にもメリットをもたらしています。

TruPrint 2000と粉末準備ステーション

TruPrint 2000と粉末準備ステーションの不活性マシンコンセプトでは、不活性ガス下での粉末/部品ハンドリングが極めて簡単に実現します。例えばプリントした部品は統合型粉末供給装置を使用して、不活性状態で直接機械の中で取り出されます。余分な粉末は、オーバーフローコンテナに集められます。このコンテナは粉末準備ステーションに装着され、粉末は再利用するために不活性ガス下でフィルターされて粉末供給チャンバーに充填されます。こうして、オペレータが粉末に触れることなく、粉末の再利用サイクルが完結します。

統合型粉末供給装置

造形プロセス後、完成した部品に付着している粉末は、プロセスチャンバー内で統合型粉末供給装置を使用して取り除かれます。サイズが200 mm x 200 mmの正方形の基板プレートが備わっているため、マシン内で簡単かつ手際よいハンドリングが実現します。その結果、必要な周辺機器は最低限に抑えられ、工業用粉末マネジメントと粉末準備ステーションだけで十分になります。

TruPrint 2000とフルフィールドマルチレーザ
フルフィールドマルチレーザー

フルフィールドマルチレーザ (2 x 300 W。オプション:2 x 500 W) により、ビルド容積全体でのすべてのレーザが露光でき、これにより部品ごとの生産時間が短縮されます。最高精度を達成するために、マルチレーザスキャンフィールド相互の完全自動校正が行われます。

TruPrint 2000モータ駆動式光学系
モータ駆動式光学系

エネルギー密度の増加(55 µm)または生産性向上(80 µm)のどちらを優先するかで、粉末床でのビーム径を55 µmまたは80 µmに簡単に切り替えてご使用になれます。これにより、従来よりさらに高いエネルギー密度を要する高反射材の加工が可能です。

TruPrint 2000とコンディションモニタリング
Powder Bed Monitoringと自動リコーティング機能

TruPrintビルドチャンバーに統合されたカメラと自動画像処理を介して、粉末床を自動的に監視することができます。それにより、部品の状態を常に把握し、品質パラメータを一層毎に分析することが可能になります。粉末が不足している場合は、コーティングが自動的に繰り返されます。

プレフォームで実現するハイブリッド製造

従来の製法を積層造形と組み合わせれば、効率的な製造が可能になります。具体的には、従来の製法で製造した低コストの未加工プレフォームの上に、複雑な形状を積層造形します。 マシンのHMIを使用して、未加工品の上に積層造形部分を正確に配置します。プレフォームオプションは、単一のパーツを修繕する場合にも連続生産にも適しており、経済性の高いハイブリッド製造が実現します。

国によっては、この製品ラインナップと製品情報が異なる場合があります。技術、装備、価格及び提供アクセサリーは変更されることがあります。 現地担当者に問い合わせて、国内で製品を入手できるかどうかを確認してください。

お客様向け情報

歯科技術分野での3Dプリント

TRUMPFは歯科業界に関する豊富なノウハウ、洗練された3D金属プリンタ、ソフトウェア、サービスとパートナーを活用しながら、人工歯の積層造形向けの総合パッケージを提供しています。

認証

TruPrint設備を認証要件に適合した環境で使用して製造することも可能です。「設備据付時適格性評価」(IQ) の際に、当社のエキスパートが据付プロセスを規格に合わせながら拡張してお客様をサポートします。

ヘッダー画像: アモルファス金属
アモルファス金属3Dプリント

強固でありながら伸縮性に富んだアモルファス金属(金属ガラス)は、数多くのハイテクアプリケーション向けの3Dプリントにおける新しいスーパーマテリアルです。

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