TruBend 5000シリーズ

使いやすいACB (Automatically Controlled Bending) Wirelessは、上型に内蔵されているセンサーディスクを使用して角度の測定と修正を行います。システムはセンサーの位置を自動検出し、ツールとコントローラ間の通信はワイヤレスで行われます。

ACB Laserとは、角度測定用の非接触光学システムです。レーザがシート上に線を投影し、カメラが角度を検出します。その際、2台の測定ユニットが正しい箇所に自動的に移動します。

作業時の貴重なサポートとなる、最大30°の角度に対応する実用的な曲げ補助具には、自動高さ調節機能も備わっています。これは重い製品または広大な面を持つ製品を曲げる際に特に有効です。サポート台はプラスチック、ブラシまたはローラーから選択可能です。

板厚の変動があっても、問題が発生することはなくなりました。機械のセンサーが板厚を検出し、それに合わせて押込み深さが自動的に調整されます。

ワーク受けブラケットは高さが無段階調節可能であるため、部品の取扱いが簡単になります。頑強なブラケットは耐荷重性が高く、様々なワーク受けを装備することができます。

CNC制御によるバックゲージ軸は最大6つに上るため、ほぼあらゆるケースに対応可能です。

サーボ駆動装置オンデマンドサーボドライブは、TruBendマシンにエネルギーを必要な量だけ供給します。曲げプロセス中にしか稼働せず、それ以外の状態では油圧装置が停止しているため、エネルギーを消費しません。プレスビームが深く押し込む必要がある場合は、動作速度を上げてその工程をサポートします。この駆動装置の動作は効率的、高速かつ極めて静かです。

多くのTRUMPFマシンでは、独自のソフトウェアラインナップへの完全な統合が問題なく簡単に実現します。Oseonへの統合やモニタリング・分析ツールとのリンクなど、どの組み合わせにも適切なソリューションが用意されています。OPC UA規格に基づいている当社のインターフェースで、サードパーティのソフトウェアシステムとのリンクも可能です。

極めて実用的で簡単な取扱い: ドイツ技術監査協会による検査済みのコードレスフットスイッチでは、オペレータが自由に動ける度合いが増し、つまづく危険が排除されます。ここでは実績のあるMagicShoeの無線接続技術が使用されています。

主要工程と並行したプログラミングとペーパーレスでの生産が実現します。機械コントローラの追加画面には、プログラミングと生産に必要な画面と図面だけでなく、その他の情報も表示されます。それにより、例えば作業場でのプログラミングでプログラミングしながら、同時に生産することができます。

オペレータにとって装填工程が簡単になり、同時に不良品の数が低下します。カメラベースのソリューションであるパーツインジケーターでは、機械コントローラの画面に曲げワークの適切な装填方法が表示されます。