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TRUMPFディスクレーザTruDisk 8001
TRUMPFディスクレーザTruDisk 8001
ディスクレーザ

TruDisk

最高性能を発揮するディスク

TruDiskの光学ユニット
TruDiskの光学ユニット
ディスクレーザ

TruDisk

TruDiskディスクレーザの堅牢な光学ユニット

高出力固体レーザ

TruDiskは金属の溶接、カッティング及び表面加工用の高出力固体レーザです。同装置は、高出力と同時に最高のビーム品質が求められる分野で特にその実力を発揮します。新世代のTruDiskレーザの大きな利点は、はるかにコンパクトになった設置面と、更に向上した堅牢性です。さらに、インテリジェントな内部機構も備えています。レーザの重要なパラメータ全てを監視するセンサーのデータ品質が格段に向上したため、新しいTruDiskレーザでは、動作状況モニタリングなどの将来のインダストリー4.0サービスに向けた準備が完璧に整っていると言えます。効率が向上し、エネルギー効率の高い新しいパルス機能とインテリジェントなエネルギー管理が導入されたため、TruDiskはレーザがどのような状態にあっても省エネで稼働します。

100 %一定出力

アクティブレーザ出力制御による安定したプロセスは、再現性のある結果を実現します。

最高のビーム品質

TruDiskではディスクをレーザ媒体として使用しているため、最大2 mm·mradの高輝度のビーム品質が保証されます。

反射光に対する高い耐性

特許取得済みのリゾネータ設計により、TruDiskは高反射性材料も加工可能です。

高度なエネルギー管理システム

複数の省エネルギーモードと出力係数修正により、消費電力が削減されます。

溶接時のスパッタ発生がごくわずか

BrightLine Weldでは高品質の溶接シームが得られ、その際に発生するスパッタはごくわずかです。

フレキシブルな冷却コンセプト

統合型熱交換器 (標準) 又はコンプレッサー冷却器 (オプション) からお選びください。

さらに高度化した機能を有するTruDisk
TruDisk - 魅力的なコストパフォーマンス

少量生産から24時間年中無休の生産に至るまで、TruDiskはどのような場合でも常に最高のコストパフォーマンスを発揮します。TruDisk Sシリーズは最大4台の機械又はプロセスセルにレーザを供給するため、設備を連続運転させて最大限の稼働率を得ることができます。それに対してTruDisk Pシリーズは、標準的な稼働率で単一の機械にレーザを供給する際に最適なソリューションです。このラインナップの中から、ご自身の生産要件に合ったレーザをお選びください。

TruDisk 2000のコンパクトな構造
ロバストで高信頼性

TruDiskレーザでは、ビームガイド、電力供給、冷却装置及びコントローラがモジュール構造になっています。全コンポーネントがコンパクトなハウジング内に収納されており、互いに最適に調整されています。その結果、非常に過酷な環境条件にも耐えられる、極めて信頼性の高い堅牢なレーザ装置が完成しました。

TruDiskのディスクジオメトリ
最高の結果を生み出すビーム品質

TruDiskではそのディスクジオメトリにより、高出力領域まで伸びる優れたビーム品質が得られます。このためリモートやハイブリッド溶接または高速切断などのプロセスで、最高の結果を実現することができます。

TruDiskの低い運転コスト
低い運転コスト

TruDiskにはアクティブ出力係数修正、プログラム可能な4つの省エネルギーモード、最適化された冷却システムが備わっており、インテリジェントなPROFIenergyネットワークで通信が行われます。この能力により極めて効率的にエネルギーを使用できるため、運転コストの最適化につながります。

TruDisk共振器
モジュール構造

TruDiskはモジュール式で、コンパクトかつシンプルな構造になっているため、あらゆる面で最高のフレキシビリティーと可用性を提供します。例えばTruDiskのビームガイド、電力供給装置、冷却装置やコントローラなどの各コンポーネントは、素早く簡単に交換できます。

TRUMPFレーザによるレーザ肉盛溶接
100 %一定出力

アクティブレーザ出力制御が搭載されているため、安定したプロセスと常に再現性のある加工結果が保証されます。制御は環境条件に左右されることなく、レーザのライフサイクル全体を通して自動的にリアルタイムで行われます。

レーザ溶接によるディファレンシャルギア

深溶け込み溶接

高出力レーザTruDiskは、自動車産業の様々なアプリケーションに適しており、例えばパワートレインのコントロールギアが挙げられます。この分野では、溶接結果の精度と再現性に対して特に強い要求があります。ディスクレーザは、レーザ出力を正確に設定でき、モニタリングも行われているため、このような要求を容易に満たすことができます。

TruDiskレーザによる様々な材料及び板厚のカッティング

様々な材料及び板厚のカッティング

レーザカッティングではツール交換なしで、精密または複雑なものも含め、あらゆる微細な形状を生成することができます。エッジは滑らかでバリがないため、後加工は不要です。更に熱影響が小さいため、ひずみもほとんど発生しません。TruDiskは様々な板厚及び材質を切断することができ、高反射性の非鉄重金属にも対応します。

自動車ドアのスキャナー溶接

自動車ドアのスキャナー溶接

TruDiskレーザは、例えばスキャナー光学系PFO 3Dなどの焦点合わせ光学ユニットと併用することにより、スキャナー溶接用レーザ装置として使用することができます。このプロセスでは可動式ミラーがレーザ光線の方向を操作します。角度を変化させることでビームを加工品上で動かします。これにより、極めてダイナミックで精密な溶接を可能にする加工フィールドが生み出されます。ミラーは非常に高速に移動し、間接作業時間がほぼゼロとなるため、レーザ装置はその操業時間のほぼ100パーセントを活用して生産できるようになります。

巨大なデッキのハイブリッド溶接

巨大なデッキのハイブリッド溶接

レーザハイブリッド溶接は、ギャップの大きな板厚20 mmまでの突合せ溶接が可能です。TruDiskは他のレーザでは問題になり得る反射光に対する耐性が高いため、このアプリケーションに最適です。ハイブリッド溶接の代表的なアプリケーションは、自動車製造、造船、クレーン製造、重機械製造、建設機械及びその他数多くの分野があります。

レーザ積層造形による包丁刃の硬化

レーザ積層造形による包丁刃の硬化

高い温度、圧力、摩耗または湿度にさらされる部品には、特殊な材料を使用する必要があります。その際、その材料を部品全体に使用する必要はありません。負荷がかかる領域の周辺部に、レーザ積層造形で保護層を形成するだけで十分です。その例として、ここでは包丁が示されています。レーザはレーザ積層造形の際に、部品の表面に溶融領域を生成します。層が希望の厚さに達するまで、ノズルを通して金属粉末が一層毎に供給されます。

積層造形法としてのLMD

積層造形法としてのLMD

レーザ積層造形 (Laser Metal Deposition、略してLMD) では、レーザーが部品表面に溶融領域を生成します。ノズルを通して金属粉末が自動的に供給されます。ビード形成が相互に行われることで、既存の母材または部品全体に構造が形成されます。ここではLMDにより、パイプ上にスクリューフィーダーが一層ずつ形成されます。他の積層造形法と比較してLMDの造形速度は速く、つまりプロセス速度が高まります。

レーザパラメーター                                                          
レーザパワー 1000 W 1 2000 W 1 3000 W 1 3000 W 1 3000 W 1 3000 W 1 3000 W 1 4000 W 1 4000 W 1 4000 W 1 4000 W 1 4000 W 1 5000 W 1 5000 W 1 5000 W 1 5000 W 1 6000 W 1 6000 W 1 6000 W 1 6000 W 1 6000 W 1 8000 W 1 8000 W 1 8000 W 1 10000 W 1 12000 W 1 16000 W 1 20000 W 1 24000 W 1
一定の周辺温度での 8 時間以上の公称出力での出力恒常性タイプ ± 0.5 % ± 0.5 % ± 0.5 % ± 0.5 % ± 1 % ± 0.5 % ± 0.5 % ± 0.5 % ± 0.5 % ± 1 % ± 0.5 % ± 0.5 % ± 0.5 % ± 0.5 % ± 0.5 % ± 0.5 % ± 0.5 % ± 0.5 % ± 1 % ± 0.5 % ± 0.5 % ± 0.5 % ± 0.5 % ± 0.5 % ± 0.5 % ± 0.5 % ± 0.5 % ± 0.5 % ± 0.5 %
一定の周辺温度での 8 時間以上の公称出力での最大出力恒常性 ± 1 % ± 1 % ± 1 % ± 1 % ± 2 % ± 1 % ± 1 % ± 1 % ± 1 % ± 2 % ± 1 % ± 1 % ± 1 % ± 1 % ± 1 % ± 1 % ± 1 % ± 1 % ± 2 % ± 1 % ± 1 % ± 1 % ± 1 % ± 1 % ± 1 % ± 1 % ± 1 % ± 1 % ± 1 %
連続的に調整可能な出力範囲 60 W - 1000 W アクティブパワーコントロール 60 W - 2000 W アクティブパワーコントロール 80 W - 3000 W アクティブパワーコントロール 80 W - 3000 W アクティブパワーコントロール - 80 W - 3000 W アクティブパワーコントロール 80 W - 3000 W アクティブパワーコントロール 80 W - 4000 W アクティブパワーコントロール 80 W - 4000 W アクティブパワーコントロール - 80 W - 4000 W アクティブパワーコントロール 80 W - 4000 W アクティブパワーコントロール 100 W - 5000 W アクティブパワーコントロール 120 W - 5000 W アクティブパワーコントロール 120 W - 5000 W アクティブパワーコントロール 120 W - 5000 W アクティブパワーコントロール 120 W - 6000 W アクティブパワーコントロール 120 W - 6000 W 出力調整が有効な場合 - 120 W - 6000 W 出力調整が有効な場合 120 W - 6000 W 出力調整が有効な場合 160 W - 8000 W アクティブパワーコントロール 160 W アクティブパワーコントロール 160 W アクティブパワーコントロール 200 W - 10000 W アクティブパワーコントロール 240 W - 12000 W アクティブパワーコントロール 320 W - 16000 W アクティブパワーコントロール 400 W - 20000 W アクティブパワーコントロール 480 W - 24000 W アクティブパワーコントロール
LLKへの入力におけるビーム品質 2 mm▪mrad 2 mm▪mrad 2 mm▪mrad 4 mm▪mrad 4 mm▪mrad 8 mm▪mrad 25 mm▪mrad 2 mm▪mrad 4 mm▪mrad 4 mm▪mrad 8 mm▪mrad 25 mm▪mrad 2 mm▪mrad 4 mm▪mrad 8 mm▪mrad 25 mm▪mrad 2 mm▪mrad 4 mm▪mrad 4 mm▪mrad 8 mm▪mrad 25 mm▪mrad 2 mm▪mrad 4 mm▪mrad 8 mm▪mrad 4 mm▪mrad 4 mm▪mrad 4 mm▪mrad 4 mm▪mrad 4 mm▪mrad
ビーム開口数 0.1 0.1 0.1 0.1 0.1 0.1 0.1 0.1 0.1 0.1 0.1 0.1 0.1 0.1 0.1 0.1 0.1 0.1 0.1 0.1 0.1 0.1 0.1 0.1 0.1 0.1 0.1 0.1 0.1
波長 1030 nm 1030 nm 1030 nm 1030 nm 1030 nm 1030 nm 1030 nm 1030 nm 1030 nm 1030 nm 1030 nm 1030 nm 1030 nm 1030 nm 1030 nm 1030 nm 1030 nm 1030 nm 1030 nm 1030 nm 1030 nm 1030 nm 1030 nm 1030 nm 1030 nm 1030 nm 1030 nm 1030 nm 1030 nm
レーザ光ケーブル最小直径 50 μm 50 μm 50 μm 100 μm 100 μm 200 μm 600 μm 50 μm 100 μm 100 μm 200 μm 600 μm 50 μm 100 μm 200 μm 600 μm 50 μm 100 μm 100 μm 200 μm 600 μm 50 μm 100 μm 200 μm 100 μm 100 μm 100 μm 100 μm 100 μm
構成                                                          
1175 mm 1175 mm 1175 mm 1175 mm 1175 mm 1175 mm 1175 mm 1175 mm 1175 mm 1175 mm 1175 mm 1175 mm 1175 mm 1175 mm 1175 mm 1175 mm 1620 mm 1175 mm 1175 mm 1175 mm 1175 mm 1620 mm 1175 mm 1175 mm 1620 mm 1620 mm 2150 mm 2150 mm 2150 mm
高さ 1430 mm 1430 mm 1430 mm 1430 mm 1430 mm 1430 mm 1430 mm 1430 mm 1430 mm 1430 mm 1430 mm 1430 mm 1430 mm 1430 mm 1430 mm 1430 mm 1475 mm 1430 mm 1430 mm 1430 mm 1430 mm 1475 mm 1430 mm 1430 mm 1475 mm 1475 mm 1600 mm 1600 mm 1600 mm
深さ 725 mm 725 mm 725 mm 725 mm 725 mm 725 mm 725 mm 725 mm 725 mm 725 mm 725 mm 725 mm 725 mm 725 mm 725 mm 725 mm 920 mm 725 mm 725 mm 725 mm 725 mm 920 mm 725 mm 725 mm 920 mm 920 mm 1200 mm 1200 mm 1200 mm
最大レーザ光ケーブル数 2 2 2 2 1 2 2 2 2 1 2 2 2 2 2 2 2 2 1 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2
拡張ユニットサイズの最大光ファイバー数 4 4 4 4 - 4 4 4 4 - 4 4 4 4 4 4 - 4 - 4 4 - 4 4 - - - - -
設置状況                                                          
保護タイプ IP54 IP54 IP54 IP54 IP54 IP54 IP54 IP54 IP54 IP54 IP54 IP54 IP54 IP54 IP54 IP54 IP54 IP54 IP54 IP54 IP54 IP54 IP54 IP54 IP54 IP54 IP54 IP54 IP54
周辺温度 10 °C - 50 °C 10 °C - 50 °C 10 °C - 50 °C 10 °C - 50 °C 10 °C - 45 °C 10 °C - 50 °C 10 °C - 50 °C 10 °C - 50 °C 10 °C - 50 °C 10 °C - 45 °C 10 °C - 50 °C 10 °C - 50 °C 10 °C - 50 °C 10 °C - 50 °C 10 °C - 50 °C 10 °C - 50 °C 10 °C - 50 °C 10 °C - 50 °C 10 °C - 45 °C 10 °C - 50 °C 10 °C - 50 °C 10 °C - 50 °C 10 °C - 50 °C 10 °C - 50 °C 10 °C - 50 °C 10 °C - 50 °C 10 °C - 50 °C 10 °C - 50 °C 10 °C - 50 °C
TruControlコントローラ

TruControl

TruControlは、迅速で簡単な操作を可能にするTRUMPF固体レーザ向けの制御ソフトウェアです。パルス波形は個々のアプリケーションに合わせてプログラミングすることができます。レーザ出力はリアルタイムで制御され、プロセス結果では極めて高い再現性を確保できます。オプションのソフトウェアモジュールDataStoreは、品質に関連する全データを記録するため、生産製品の重要な品質データを長年経過した後も追跡することができます。


外部コントローラを使用している場合、TruControlは全ての一般的なインタフェースを介してこれらのコントローラと通信します。PC入力は操作パネルのタッチスクリーンまたはパネルPCを介して行われます。イーサネットを介してレーザ装置をネットワークに組み込み、複数のPCを接続することが可能です。

TRUMPFでは、既存の固体レーザをお客様の設置状況や動作状況に柔軟に適合させることができます。これはあらゆるビームガイドコンポーネント及び制御で実施できます。冷却水供給でもいくつかのオプションがあります。様々な光学ユニット用のインタフェースは、すでに最初から装備されています。コストを削減するため、このレーザ装置は複数のワークステーションを同時に供給することもできます。TRUMPFリモートサービスは、場所や時間を問わず、お客様の設備稼働率を確保するためのサポートとなります。

TruDisk共振器
フレキシブルな統合型ビームガイド

レーザでのフレキシブルな設計ができるように、ビームガイドでは多数の方法や手段が用意されています。プラグ&プレイにより、光ファイバーを様々なワークステーションに極めて簡単に接続することができます。その際には、最大6つある光ファイバー接続口の数を選択します。レーザ出力は柔軟に照射口に分配することができます。こうして、複数のワークステーションがレーザ出力が分割された状態で同時に稼働するか、順々にフルレーザ出力で稼働することになります。モジュール構造になっているため、レーザ出力も照射口の数も現場で随時後付けすることができます。

TRUMPF固体レーザのアクティブ出力制御
アクティブレーザ出力制御

マニュアル制御に代わり、TruDiskの出力をリアルタイムで制御することが可能です。アクティブレーザ出力制御がレーザ出力を誤差+/- 1 %の範囲内に安定させることで、プロセスは周辺環境からの作用に左右されることなく一定に保たれます。レーザの使用期間中すべてにおいて、市場で最高とされる出力安定性が保たれます。

オプションのBrightLine Weld

オプションのBrightLine Weldの魅力は、スパッタがほとんど発生しないレーザ溶接と最高の溶接シーム品質が両立することにあります。お客様の希望に応じて、フィード速度の大幅な上昇を活用して生産性を著しく向上させることも、又はエネルギー費用を最大40 %削減することも可能です。こうして、後加工の手間が低減するため、機械のダウンタイムと運転コストも削減されます。

TRUMPF固体レーザの多様なインタフェース
多様なインタフェースにより簡単に統合可能

TruDiskレーザを機械または生産ラインに設置する時には、インタフェースが大きな役割を果たします。そのためTRUMPF固体レーザでは、一般的なフィールドバスシステムに対応するインタフェースを提供しています。その他の入手可能な装備: リアルタイムインタフェース、パラレルデジタルI/O、プロセスセンサー用インタフェース、OPC UA ソフトウェアインタフェース、アナログ入力カード、インテリジェントなTRUMPF光学ユニット (CFO、PFO) 用インタフェース。

スキャナー光学系PFO 33
高度に制御された加工品

独自のインタフェースを介して、インテリジェントな光学ユニットをレーザ装置と同期化することができます。それにより、焦点合わせ光学ユニットCFOまたはスキャナー光学系PFOなどを、自分の目的に合わせて最適に利用することができます。加工光学ヘッドのプログラミングは、レーザ制御ユニットを介して快適に行うことができます。PCやコントローラを追加する必要はありません。

リモートサービス

異常時にはTRUMPFのサービスエキスパートが、リモート接続を介して、レーザー装置を診断します。多くの場合、こうして異常を直接解決するか、スペアパーツが届くまで生産を継続できるようにレーザ装置の構成を変更します。このため最大限の可用性を実現できます。

TruDiskレーザを備えたTRUMPFレーザネットワーク
TRUMPFレーザネットワーク

レーザネットワークには、それぞれ最大6つのワークステーションを持つ単一又は複数のレーザを結合することができます。その際レーザは出力を複数のステーションに分割するか、交互に各ステーションにフル出力を供給します。その結果、溶接やカッティングなどの異なるアプリケーションを相互に組み合わせることも可能になります。

統合型コンプレッサー冷却器

統合型コンプレッサー冷却器の利点は、冷却水の送り温度が最高38 °Cであることであり、それに伴って外部チラーは完全に不要になります。しかも統合型コンプレッサー冷却器が備わっていても設置面全体が拡大することはないため、レーザの省スペース性に変化はありません。チラーの制御と監視はTruControlで快適に行えます。それに加えて、チラー全体又は冷却回路を素早くフレキシブルに交換することも可能です。

加工光学ヘッド/光ファイバーの冷却

加工光学ヘッド及び光ファイバーは、レーザの冷却水を介して簡単かつ快適に冷却することができます。そのため、別の冷却装置は必要ありません。

TRUMPFセンサーにより、常に効率的かつ経済的に製造することができます。レーザ製造の全プロセスを監視し、プロセスの安全性を保つために重要な役割を果たすセンサー製品VisionLine、CalibrationLine、または統合されたパイロメーターにより、安定したプロセスを確保できます。測定時でも加工は引き続き行われ、中断させる必要はありません。それにより貴重な生産時間が節約されます。

画像処理

TRUMPFの画像処理VisionLineは部品の特徴を検出し、常に正しい場所を溶接するよう保証します。

画像処理システム、VisionLine Basic
VisionLine Basic

レーザの焦点にレチクルが設けられているデジタルカメラ画像は、加工品の観察やティーチングの際のサポートとなります。

VisionLine Detectによる特徴検出
VisionLine Detect

特徴認識により、画像処理プログラムを簡単に製造プロセスに統合できるようになります。

VisionLine Project
VisionLine Project

TRUMPFの追加サービスパッケージでは、複雑な画像処理タスク向けのコンプリートソリューションを提供しています。

キャリブレーション

TRUMPFのキャリブレーションツールCalibrationLineは、部品の焦点位置とレーザ出力を個別に定義可能な一定の間隔で点検及び修正します。

継ぎ目位置制御

センサーは溶接ギャップを検出し、溶接プロセス中に溶接箇所の位置を調整します。

SeamLine Pro TruDisk
SeamLine Pro TruDisk

固体レーザ用のシーム位置制御システム及びシーム形状測定システム

SeamLine Remoteの製品イメージ
SeamLine Remote

リモート溶接用シーム位置制御およびシーム形状測定

OCT Nahtlageregelung und -überwachung
OCTシーム位置制御

OCT Nahtlageregelung und -überwachung

温度調節

TRUMPFの温度調節は樹脂溶着における高品質な外観を確かなものにします。

温度調節
温度調節

TRUMPF温度調節は熱放射の強度を記録します

溶接深さ監視

TRUMPFの溶接深さ監視は、プロセスが事前に設定した溶接深さから逸脱すると、ユーザーに警告を発します。

溶接深さ制御、TRUMPFセンサー
溶接深さ監視

溶接プロセス中にキーホールの深さを測定することができます。

レーザとレーザシステム – 完璧な組み合わせ レーザ装置は、TRUMPFレーザシステムの要件に合わせて最適に調整されています。多数のバリエーションやオプションの中からお選びいただけます。お客様のタスクに合わせて正確にカスタマイズされた設備を実現できます。もちろん、当社のレーザをお客様の生産ラインに直接統合することも可能です。

TRUMPFでは、レーザから加工品に至るまで、ビームガイドに必要となるあらゆるコンポーネントを提供しています。この他、様々な焦点合わせ光学ユニットも提供してしており、これらの光学部品の精度と信頼背は長年にわたり産業分野で実証されています。光学ユニットは、スタンドアロン型加工ステーションあるいは生産ライン全体のどちらでも簡単に統合可能です。そのモジュール式構造により、光学ユニットはレーザタイプ及び様々な加工状況に適合させることができます。

焦点合わせ光学ユニット

TRUMPFの堅牢な焦点合わせ光学ユニットにより、溶接、カッティング、削剥、加熱や穴開けなどを問わず、高品質のプロセス結果を確実に得ることができます!

固体レーザによる溶接用の焦点合わせ光学ユニットBEO D35
BEO D35

切断と溶接に多種多様に使用可能で、キロワット範囲にまで対応可能。

加工光学ヘッドBEO D50
BEO D50

頑丈でコンパクトな光学系

加工光学系CFO
CFO

高度な溶接プロセス向け - 固体レーザ用加工光学ヘッドCFO

観察用カメラ、クロスジェットとリニアノズルを搭載した焦点合わせ光学ユニットBEO D70
BEO D70-2

長い作業距離と小さい焦点直径を両立

高出力ミラー光学系RFO
RFO

最大16 kWの極めて高いレーザ出力を誇る溶接アプリケーション用高出力光学ユニット

スキャナー光学系

リモート加工に理想的な光学ユニット

TruFiberには、PFO 20などのTRUMPF加工光学ヘッドとの接続用インタフェースが備わってます。
PFO 14

スキャナー光学系PFOによる溶接と穴開け

Programmierbare Fokussieroptik PFO 20
PFO 20

Schweißen und Bohren mit der programmierbaren Fokussieroptik PFO

PFO 33

レーザ出力最大12kwまでのアプリケーション用

スキャナー光学系PFO 3D
PFO 3D

スキャナー光学系PFOによる溶接と穴開け

TRUMPF I-PFOと種々のロボットとの互換性
I-PFO

インテリジェントなプロセス加工「オン・ザ・フライ」

国によっては、この製品ラインナップと製品情報が異なる場合があります。技術、装備、価格及び提供アクセサリーは変更されることがあります。 現地担当者に問い合わせて、国内で製品を入手できるかどうかを確認してください。

脚注
  • 加工品でのレーザパワーは、光学系の設定によって公称出力と異なることがあります。

お客様向け情報

レーザブランキング

レーザブランキングとは?TRUMPFのコイル切断加工装置の仕組みとは?金型レスのレーザ切断は、ますます多くの業界で採用されるようになっています。特に大量生産メーカーとロット数が比較的大きいジョブショップ型の加工業者に、高い柔軟性とコスト削減というメリットがもたらされています。

TRUMPFレーザー溶接オプションBrightLine Weld
スパッターなしのレーザー溶接を可能にするビーム成形技術BrightLine Weld

特許取得済みのTRUMPF BrightLine Weldテクノロジを利用すれば、軟鋼とステンレススチールだけでなく、銅やアルミニウムなどの素材もほぼスパッターなしで溶接することができます。

ダイオードレーザ

TRUMPFのエネルギー効率の高いダイオードレーザは、深溶け込み/熱伝導/レーザ肉盛溶接、はんだ付け及びプラスチック溶接でその威力を発揮します。

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Fax +81 45-931-7534
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