複雑な構造であっても常に一定の硬度
レーザー硬化向けのTRUMPFテクノロジパッケージを使用すれば、フレキシブルで歪みがほとんどなく、しかも均一な面硬化がこれまでにないレベルで実現します。内蔵型温度調節により、レーザー出力が箇所に関係なく制御されます。その結果、部品のエッジ、穴や角での熱の滞留が防止され、定義した硬化度を有する均一の硬化層深さが実現します。独自の作業フィールドを有するスキャナー技術が備わっているため、大きな面だけでなく困難な部品形状さえもフレキシブルに正確な温度で均一に硬化することができます。更に、センサーの効果で製造プロセスを分かりやすく記録できることも利点の一つです。
部品のエッジ、穴や角での熱の滞留が効果的に防止されます。
温度コントローラーは直接スキャナー内に配置されており、設定はレーザー制御ユニットを介して行われます。
スキャナーを使用すれば、多種多様な形状を極めて簡単に生み出すことができます。
プロセスが可視化され、ずれが即座に通知されるため、品質を常に把握することができます。
レーザー硬化の際に製造サイクルが削減され、プロセスチェーンが短縮されます。
他の方法と比較して、レーザー硬化ではエネルギーが節約されるため環境保護につながります。
調節可能なカムシャフト
このテクノロジパッケージを使用すれば、高い機械的負荷を受けるカムシャフトの面とエッジを温度調節しながら硬化することができます。
異なる平面を持つレーザー硬化部品の研磨
2つの異なる平面の同時硬化が実現します。TRUMPFのPFOスキャナー光学系を使用すれば、異なる平面を同時に加工することができます。
レーザ硬化された曲げツール
このテクノロジパッケージを使用すれば、曲げ金型の高い負荷を受ける箇所を正確な温度でレーザー硬化することができます。これはTRUMPF曲げ金型製品では寿命延長と摩耗低減を目的として標準的に行われています。
TruDisk
この高出力レーザー装置にはアクティブレーザー出力制御が統合されているため、安定したプロセスと再現性のある結果が確実に得られます。TruDiskレーザーではどれであっても、コンパクトな設置面、高い信頼性と堅牢性が大きな魅力です。レーザー硬化用には、出力範囲が6 kWまでのTruDiskディスクレーザーが特に適しています。
パイロメーター付き光学ユニット (PFO 20-2 PO) と冷却エレメント
PFOシリーズのスキャナー光学系は、リモート加工に理想的な光学ユニットです。独自の作業フィールドを有しているため、比較的大きな表面であっても加工品や焦点合わせ光学ユニットを動かさずに硬化することが可能です。内蔵型センサーと制御装置の効果で極めて高いプロセス安定性が実現し、卓越した品質が常に得られます。
国によっては、この製品ラインナップと製品情報が異なる場合があります。技術、装備、価格及び提供アクセサリーは変更されることがあります。 現地担当者に問い合わせて、国内で製品を入手できるかどうかを確認してください。