使いやすいVisionLineプログラミングインターフェースには、直感的に操作可能なウィザードが備わっており、それに従ってプログラミングプロセスを進めていくことができます。重要な生産情報がすべて分かりやすく表示されているほか、センサーユニットの最適な設定に役立つサポート機能も備わっています。また、充実したオンラインヘルプも利用可能です。
品質検査が溶接プロセスと同時に実現
VisionLine OCT Checkは、正確で確実な溶接深さモニタリングを保証するプロセスセンサーです。光干渉断層撮影(OCT)を活用することで、例えば深溶け込み溶接時にキーホールの深さを測定して品質保証を溶接プロセスと同時に実行することが可能になります。固まった溶接ビードの形状は、追加OCTスキャンで測定します。PFOスキャナー光学系とOCTが最適に連携することで、パラメーターの調整なしで、PFOの作業エリア全体でキーホールの深さを溶接プロセスと同時に測定することが可能になります。
OCTは頑強に設計されており、光学システムに巧みに統合されているため、環境条件が変化する場合でも測定可能です。
インターフェース数が最低限に抑えられ、装置に簡単に統合可能
使いやすいソフトウェアインターフェース
結果がすぐに得られ、短いサイクルタイムが実現
ひとつひとつの部品が点検され、溶接ビード全体に沿った溶接深さのトレーサビリティが100%で実現
VisionLine DetectとVisionLine OCT Detectの全機能が既に含まれています。
バスバーの溶接
自動車座席のスキャナー溶接
銅溶接
AIMg3鋳造ハウジングの深溶け込み溶接
駆動系コンポーネントの溶接
VisionLine OCT Check
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構成 | |
使用可能なレーザ | TruDisk (1030 nm, 515 nm), TruFiber (1075 nm, Multi Mode) |
利用可能な光学系 | PFO 33 1 2 |
パラメータ | |
OCTの波長範囲(レーザクラス) | λ = 820 nm - 860 nm (Klasse 3B) |
サンプリングレート OCTセンサー | 250 kHz |
軸方向の測定範囲 | ± 5 mm (je nach Brennweite) |
横の測定範囲 | Ø 15 mm - 25 mm (je nach Brennweite) |
軸方向の解像度 | 12 μm |
横方向の解像度 | ≥ 2 μm (abhänglig von Parametern und optischem Aufbau) |
溶接深さ測定の典型的測定範囲 | 0.5 mm - 5 mm (je nach Prozessdesign und optischem Aufbau) |
ダウンロード形式で用意された全製品バリエーションの技術データ。
TRUMPFの追加サービスパッケージでは、複雑なOCT又は画像処理タスク向けのコンプリートソリューションを提供しています。フィージビリティスタディが正常に完了したことを条件に、カスタマイズ型ソリューションのプログラミングが詳細なドキュメンテーションを含めて行われます。
国によっては、この製品ラインナップと製品情報が異なる場合があります。技術、装備、価格及び提供アクセサリーは変更されることがあります。 現地担当者に問い合わせて、国内で製品を入手できるかどうかを確認してください。
脚注-
スキャナー光学系ジェネレーション3でのみ利用可能。
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利用可能な光学設定に関する詳細については、データシートを参照してください。