簡単かつ信頼性の高いキャリブレーション
TRUMPFのCalibrationLineは、個別に定義可能な一定の間隔で、焦点位置及びレーザ出力が実際に規定値と一致しているかを点検します。キャリブレーションツールは必要に応じてX、Y、Z方向の焦点とレーザ出力を補正し、制御ソフトウェアTruControlを介してプログラムと実際値を再び一致させます。それにより高い繰り返し精度が保証されます。CalibrationLineにより検出されたデータはFiFoデータベースに保存され、ユーザーとしていつでも詳細な測定データを呼び出すことができます。またデータは必要に応じて使用中のデータベースにエクスポートすることもできます。一部のデータは、Quality Data Storage からも入手できます。
CalibrationLineは焦点位置を校正し、長期ドリフトや温度ドリフトを補正します。
光ファイバーあるいは焦点合わせ光学ユニットの交換後も最適な溶接品質を維持。
詳細な測定値の保存によるトレーサビリティの保証。
レーザリモート溶接による車体部品の溶接
CalibrationLineを使用すると、溶接時に車体部品の全長にわたって正確なキャリブレーションを行うことができます。
バッテリーセルのクリーニング
CalibrationLineは、TruMicro 7000によるクリーニングの際に平均出力と焦点位置を測定することで、品質管理に間接的に貢献しています。
CalibrationLine Focus
焦点位置は、長期ドリフトや温度ドリフトによって、あるいは不正確な組立てが原因で変化することがあります。CalibrationLine Focusは、個別に任意設定可能な間隔で、加工品での焦点位置が規定値を維持しているかの確認を行います。必要に応じて焦点が自動的に調整され、校正されます。プログラムと実際値の完全な一致を復元させることで、高い繰り返し精度を得ることができます。2D PFO との組み合わせでの新しい点は、X 方向と Y 方向に加えて Z 方向の焦点位置を決定するために、フィールドバスを介して外部軸と通信できることです。
CalibrationLine Power
レーザの加工品における出力は、光ファイバーの変更、焦点合わせ光学ユニットの交換あるいは保護ガラスの汚れによって変化する可能性があります。CalibrationLine Powerの機能は、個別に定義可能な一定の間隔で、加工品でのレーザ出力が実際にユーザーの規定値と一致しているかを点検します。CalibrationLine Powerは必要に応じてレーザ出力を補正し、制御ソフトウェアTruControlを介してプログラムと実際値を再び一致させます。この同化の結果、一貫して高い溶接品質が確保されます。
センサーの互換性
PFO 2D | PFO 3D | BEO D35 | BEO D50 | BEO D70-2 | |
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TruDisk | |||||
TruPulse | |||||
TruFiber | |||||
TruDiode | |||||
TruMicro 7000 | |||||
TruLaser Cell 3000 | |||||
TruLaser Station 5005 |
PFO 2D | PFO 3D | BEO D35 | BEO D50 | BEO D70-2 | |
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TruDisk | |||||
TruPulse | |||||
TruFiber | |||||
TruDiode | |||||
TruMicro 7000 | |||||
TruLaser Cell 3000 | |||||
TruLaser Station 5005 |
国によっては、この製品ラインナップと製品情報が異なる場合があります。技術、装備、価格及び提供アクセサリーは変更されることがあります。 現地担当者に問い合わせて、国内で製品を入手できるかどうかを確認してください。