様々な電圧範囲に適したバッテリーコンバータ
TRUMPF Hüttingerが開発したTruConvert DC 1000シリーズの双方向DC/DCコンバータは、リチウムイオン電池、セカンドライフ電池、レドックスフロー電池や鉛蓄電池など、どのような電池との使用にも適しています。コンパクトな設計で19インチ標準ハウジングに収納されており、8 kWから30 kWの幅で段階的に拡張できるモジュール構造が採用されているため、小規模だけでなく大規模の蓄電池システムにも理想的なソリューションです。
0 Vから700 Vまでのバッテリー電圧で使用でき、多種多様な蓄電池技術に対応可能
それぞれの用途と蓄電池容量に合わせた出力調整が可能
8 kWからメガワットまで拡張可能
19インチサイズの標準形状によるモジュールシステムで高いパワー密度を実現
蓄電池ソリューションに統合して、太陽光/風力発電設備などのその他のコンポーネントと組み合わせることが可能
複合体のあるユニットが故障した場合、残りのユニットが負荷を受け持ちます。
DC/DCコンバータは、寿命が20年以上となるように設計されています。
どのようなバッテリーとも使用可能。
TRUMPF Hüttingerが開発したTruConvert DC 1000シリーズの双方向DC/DCコンバータは、リチウムイオン電池、セカンドライフ電池、レドックスフロー電池や鉛蓄電池など、どのような電池との使用にも適しています。モジュール構造と共通DCリンクが採用されているため、複数の異なる蓄電池と電源であっても完全にそれぞれ独立して稼働することができます。
組み合わせて将来性のあるシステムを構築
構成を多種多様にカスタマイズすることで、ニーズに合わせた蓄電池システムの調整が常に可能になります。19インチ標準ハウジングに収容されたモジュールは、アクセス可能なDCリンク経由で太陽光/風力発電設備と組み合わせて将来性のあるシステムを構築することが可能であり、その際にはエネルギー源と蓄電池の間にインバータを追加する必要がなくなります。また、別のエネルギー源又は充電器による蓄電池システムの拡張も容易に実現可能です。
レドックスフロー電池:
TruConvert DC 1000シリーズのモジュール式DCDCコンバーターでは、レドックスフロー用途向けに0~70Vの幅広い電圧範囲が利用可能です。低電圧接続することで、小さめのスタックも運転することができます。そうすれば、シャント電流の発生量が低下するため、ラウンドトリップ効率も同時に高まります。こうして、セルの腐食が抑えられることで、バッテリーの寿命が長くなります。
リチウムイオン電池:
リチウムイオンバッテリーの電圧は設計と仕様に応じて異なります。バッテリーインバーターTruConvertでは、3種類のDC電圧範囲でそれに対応しています:
0~70 V
0~700 V
660~950 V (TruConvert AC 3025に直接接続した場合)
構成及び過放電の際に充電器を追加する必要がありません。
変圧器が全く存在しないDC/DCコンバータTruConvert DC 1030 (30 kW) は、コンパクトで低コストのソリューションです。
TruConvert DC 1008とDC 1010ではゼロボルト充電が可能であるため、構成及び過放電の際に充電器を追加する必要がありません。
TruConvert DC 1008 (8 kW) とTruConvert DC 1010 (10 kW) では、高周波変圧器によりガルバニック絶縁が得られます。電力網と蓄電池の電位間で、ガルバニック絶縁が維持されます。その結果、ある故障がシステム全体に及ぼす影響が制限されます。
TruConvertシステム
TruConvert DC 1000シリーズのAC-DCインバータをDC-DCコンバータ及びシステム制御装置と組み合わせることで、見事に調整されたシステムが一手に提供されます。
将来性のある技術と産業用途に適した堅牢な設計の組み合わせにより、高いレベルの効率と長い寿命が幅広い出力範囲にわたって保証され、システムインテグレータとバッテリーメーカーにとって無限の可能性が広がります。
インダストリー4.0の準備万全
先見性のある通信と内蔵型監視機能を組み合わせることで、世界中のどこからでも蓄電池システムの制御が可能になります。リアルタイムのデータ監視、リモート診断と最適な運転がその実現に貢献します。どのコンポーネントも安全なOPC UA経由でクラウドと接続することができます。イーサネットベースの通信プロトコルを利用することで、大量のデータ送信がリアルタイムで実現します。
国によっては、この製品ラインナップと製品情報が異なる場合があります。技術、装備、価格及び提供アクセサリーは変更されることがあります。 現地担当者に問い合わせて、国内で製品を入手できるかどうかを確認してください。