キャリブレーション
機械性能の証明
これまでにない程のレベルでの部品品質最適化を可能にする自動マルチレーザーアライメントでは、全自動オンライン監視が行われ、複数のレーザー装置の相互配置が27.5 µmの精度で補正されます。高分解能カメラシステムと暗視野照明が備わっているため、ビルドジョブ進行中の画像撮影、評価と補正が可能です。また、測定シーケンスごとの品質パラメータに基づいて、故障が発生している箇所を素早く突き止めることができます。測定結果はコンディションモニタリングに記録されます。
当社のLaser Power Calibrationは、お客様が行う年次メンテナンスとは別に、2つのビルドジョブの間にレーザー出力の測定と、必要に応じて再キャリブレーションを行います。オプションのフルフィールドマルチレーザー搭載機械では、すべてのレーザーが点検されます。それと同時に、証明義務を遵守するための測定結果も記録されます。なお、レーザー出力測定はDIN 35224とISO 52941に準拠しています。
このオプションでは、2つのビルドジョブの間に焦点位置を測定します。レーザー保護パネルでは汚れの有無 (サーマルシフト) が点検されます。そして、証明義務を遵守するために測定結果が記録されます。
スキャンフィールドキャリブレーションでは、2つのビルドジョブの間にスキャンフィールドを測定して、必要に応じて再キャリブレーションすることができます。それに加えて、証明義務を遵守するために測定結果が記録されます。