解決策
Schwarz社は2015年に、オーバーホール済みで保証付きの中古曲げ加工機をTRUMPFから購入しました。TRUMPFのサービスと性能に満足した同社は、それから間もなく新品のTruLaser 1030 fiberに投資しました。また、その投資に至ったのは、家族同様のトーマス・ビショフ支配人が力を尽くし、レーザーカッティングについて深い知識を習得したからでもありました。「トーマスがいなければ、これを成し遂げることはできなかった」と語るフランク・シュヴァルツ社長は、企業内の改革には常に従業員の熱意が不可欠であることを理解しています。そしてSchwarz社は見事にスタートを切り、現在では最終ユーザーに以前よりも良い条件で直接納品するに至っています。「部品ラインナップが大幅に拡大し、パーツの生産量と生産速度を著しく高めることができています」と述べているフランク・シュヴァルツ社長にとっては、周辺地域の競合他社との差別化を図る上で、銅や黄銅などの非鉄金属も切断可能であることが重要なポイントでした。
実行
Schwarz Metall社はTruLaser 1030 fiberを使用して、レーザーカッティングを簡単に始めることができました。レーザー切断機への投資額は比較的低く、運転コストもわずかに抑えられています。それに加えて、設置面はコンパクトであり、操作も極めて分かりやすくなっています。「この機械にとても満足しています。新しく始める人全員に推薦したいほどです」と総括しているシュヴァルツ社長は、 自分の会社が小規模のサプライヤーから同等のパートナーに上り詰めたことに誇りを感じています。
展望
フランク・シュヴァルツ社長、父親のヴェルナー・シュヴァルツ氏とトーマス・ビショフ支配人は明確な将来像を描いており、 会社が成長し続けることと、自前の社屋に入居することを目標としています。技術に関して見ると、TRUMPFはパートナーとして重要な役割を果たしています。Schwarz社の経営陣は最新の機械に引き続き投資することを計画しており、現在はパンチ・レーザー複合加工機の購入について思案しています。