課題
ベトナムでは、グローバルに事業を展開する金属加工企業はまだ珍しい存在です。SAVIMEC社もその一社です。2015年に創業して以来、オーナー兼CEOのNgo Sach Vinh氏は確固たる目標を掲げ、社を最先端板金加工企業へと築きあげてきました。最新技術のノウハウ構築に加え、同氏はまた、TRUMPFのマシンポートフォリオも頼りにしています。「完璧な品質で優れた製品を提供できるようになりたい、その一心でした。そのためには、それを可能にする、生産性の高いマシンに投資する必要がありました」と、同氏は説明します。レーザパイプ切断に対してベトナムで高まる需要に応えるため、同氏はこれについてもTRUMPFをパートナーに選び、2021年にTruLaser Tube 5000 fiberに設備投資しました。 この自動化されたマシンで、同氏は既存の顧客にただサービスを提供するだけでなく、ポートフォリオの拡大により新規顧客獲得に結びつけたいと考えました。「特に重要視していたのは、生産性と加工品質でした」と、Ngo Sach Vinh氏は自身の決断を説明します。「そのうえ、厚みの異なる多種多様な素材を加工するために、フレキシブルに対応できるマシンでなければならないのです。」