寄り道なしのサービス
短納期と可変ロット数に対する声は、すべての受託製造業者に大きな課題を突きつけています。今日では、オートメーション、生産性の高いマシン、柔軟な生産計画なしにはうまくいきません。Steinhart Metallwarenfabrik の生産部長である Patrick Genkinger も、このことをよく理解しています:「当社の機械は3シフト制で動いています。1個から1万個までの部品を生産しているので、ダウンタイムは許されません。」 そのため、デジタルカスタマーポータル MyTRUMPF とサービスアプリケーションによって、真の付加価値がもたらされるようになりました。「オンラインショップで部品や新しいツールを手配する時でも、注文履歴で請求書を確認する際にも、ソフトウェアアップデートをダウンロードする時も、アプリケーションでサービス案件を作成する際でも、MyTRUMPFとサービスアプリケーションを使えば、時間を大幅に節約できます」。
課題
受託生産においては、まさに「時は金なり」であり、1から10,000のロット数だと、工程が複雑なものとなります。Steinhart Metallwarenfabrik の生産部長である Patrick Genkinger が日々直面している課題なのです。「大手フィットネス機器メーカー、トラクターメーカー、TRUMPF 社に供給しているが、中堅・中小のお客様も250社ほどあります」と説明し、こう続けます。「誰もが品質、短納期、高い納期信頼性にこだわります。」 そのため、早くから包括的なオートメーションに取り組んでいました。しかし生産プロセスを高速化しても、まだ十分とはいえません。「同様に重要なのは、スピーディかつ複雑でないサービスです」と Genkinger は言います。「サービス案件になって、まず型式表から機械番号を調べたり、カタログからスペアパーツの注文番号を延々と探し続けたりとか、今では、もうそんな時間はありません。」
ソリューション
ようやく最近になって、Patrick Genkinger はオンラインカスタマーポータル MyTRUMPF のメリットを再認識することになりました:「あるメーカーにモーターを注文したのですが、そこは部品のオンラインショップを用意していなかったんです。ほしい部品を探し出すのに3日もかかりました。TRUMPF ならほんの数分で完了です。」
Patrick Genkinger は主に、部品の注文やパンチング・曲げツールの購入に MyTRUMPF を利用しています。部品の注文番号を素早く見つけるために、彼は95%のの割合で「分解組立図」機能を使用しています。「これはすごいですよ。3分から4分で完了するんですから」と説明してくれました。摩耗品を発注する際は、クイックオーダー機能で注文番号を直接入力します。「最近注文した部品の場合は、MyTRUMPF の注文履歴から注文番号を探します。探しているものがすぐに見つかるんです」と笑顔で語ります。オンラインショップの検索機能にもGenkinger は納得です。「とても便利ですよ。ツールはほとんどオンラインショップで購入しています。今でも TRUMPF と直接連絡を取るのは、特殊ツールを購入する時だけです。」
Patrick Genkinger も、貴重な時間を節約できるため、サービスアプリケーションに夢中です。「ほとんどアプリケーションでやりとりしています。サービス案件の場合は、リストから該当するマシンを選択してコールバックを依頼します。写真をアップロードできるのは素晴らしいですね。百聞は一見にしかず、ですから。」サービス案件を作成した後、Genkinger はアプリケーションや MyTRUMPF でいつでも処理状況を確認できます。テクニカルガイドは、エラー番号を入力すると、サービスアプリケーションが表示するチュートリアルで、これ強力な味方となります。「これにより、この2年間で発生した数少ないサービス案件のほとんどを自分たちで解決できるようになりました」と Genkinger は喜んでいます。
実行
Patrick Genking は2017年から MyTRUMPF を使用しており、オンラインプラットフォームとサービスアプリのメリットがなしにやっていくのは、もう考えられません。今日必要なものをオンラインで注文したら、明日にはもう部品が届いています」と説明し、付け加えます。「サービス案件の反応時間も速く、テクニカルガイドのおかげで、サービスマンによる対応件数を大幅に減らすことができました。」デジタル化を推し進める Genkinger にとって、焦点は機能だけでなく、TRUMPF のデジタルサービスの透明性にもあります:「請求書がみつからなくても、MyTRUMPF の注文履歴から再度印刷してしまえば済みます。ソフトウエアアップデートの情報も得られますし、アプリケーションでは、自分のサービス案件を誰がどこで作業しているのかがわかります。」
展望
現在のところ、Patrick Genking オンラインプラットフォーム MyTRUMPF とサービスアプリケーションを、まだ一人で使っています。この状況を変えていきたいと思っています:「近い将来、もっと多くの仲間を巻き込みたいですね。」もちろん、MyTRUMPF とサービスアプリケーションのさらなる発展にも期待しています。「お気に入りリスト」機能でスペアパーツを注文できますし、最新の再注文機能もすでに試してみました。これにより、必要であれば、一度出した手配を簡単に繰り返すことができるのです」と Genkinger は説明し、満足げにまとめてくれました。「MyTRUMPF とサービスアプリケーションのおかげで、より柔軟に対応が可能となり、すべてがオンラインでよりスピードアップしたため、時間の節約にもなっています。残念ですけどね - TRUMPF に電話するのも楽しみだったんで。」