私たちは、教育と研究が社会の技術進歩とイノベーションの基礎となるものと捉えています。私たちは家族経営企業として、この責任を真摯に受け止め、様々な教育・研究プロジェクトを推進しています。このことは社内の日々の業務にも反映しており、TRUMPFは長年にわたり、売上高の約10 %に上る平均以上の研究開発予算を確保しています。
社会と地域
教育・研究
ハイテク企業であるTRUMPFには、斬新な刺激であふれています。その促進剤となるのが教育と研究です。私たちが自分たちの携わる業界を将来に向けてどのように位置づけているのかをご紹介します。
私たちが教育と研究に投資をする訳
私たちは教育の公平性を推進しています。
良い教育というものは、特権的に受けられるものであってはなりません。性別や民族的・社会的背景にかかわらず、すべての人が利用できるものでなくてはなりません。
私たちは、MINTに関するテーマへの興味関心を喚起します。
私たちは、性別によるステレオタイプにとらわれず、若者のITや技術、そして起業への興味関心を喚起したいと考えています。
私たちは、未来に関するテーマと起業を推進しています。
私たちは、教育や研究への取り組みを通じ、アイデアの創出を後押ししています。こうした活動で、私たちはビジネス拠点としてのドイツの革新力強化に貢献しています。
私たちは研究の取り組みで貢献しています。
革新的かつ持続的なソリューションの開発と、業界の専門知識を生かした拠点としてのドイツの研究力強化、これらが私たちの目標です。
支援の問い合わせ
TRUMPFは採択プロジェクトを経済的にも支援しています。お持ちのプロジェクトが当社のフォーカステーマに一致する場合は、資金援助の申請を当社までお送りください。
私たちは大学の若手人材育成を推進しています
当社は財政援助や教育活動に個々に関わることによって、テーマに関連する講座や技術的な学科を支援しています。当社では、大学の講義で将来の技術を実践的に取り入れています。さらに奨学金の提供などを通して、各種機関や団体における後継者プロジェクトを奨励しています。TRUMPFはドイツ国内およびヨーロッパでの奨励プログラムで、各種機関や産業パートナーと共に、エレクトロモビリティー、量子技術や人工知能などの将来的なテーマに取り組んでいます。
私たちは、すべての人に教育の機会を平等に与えたいと考えています
私たちは、社会経済的背景にかかわらず、教育の公平性を重視しています。そのため、教育キャリアのいたるところで、教育プロジェクトを立ち上げると共に、支援を行っています。特に、少女や若い女性に向けて、MINTのテーマに関する意識を高め、技術への興味関心を喚起したいと考えています。これには、性別によるステレオタイプにとらわれない、個人の長所や才能を発揮・成長する機会が必要です。
私たちは科学研究・調査を支援するパートナーです
TRUMPFはハイテク企業として、科学研究・調査の分野での取り組みを通して、エレクトロモビリティ、新宇宙、量子技術、人工知能といった未来分野を推進しています。このために、私たちは科学研究・調査のパートナーとして活動しています。こうした経緯により、フラウンホーファー研究所（Fraunhofer Institute）を筆頭とする大学・研究機関で、基礎研究から応用開発まで多岐にわたるプロジェクトに当社のレーザ技術が使われています。また、工業生産向けに持続的で革新的なデジタル未来技術やソリューションの開発にも継続的に取り組んでいます。
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私たちは、教育プロジェクト・イニシアチブに取り組んでいます
KiTec（Kinder entdecken Technik）― 子どもたちがテクノロジを発見する
子供たちには、技術構造に夢中なって、早い時期からそれを理解しようとする習性があります。TRUMPFが2005年に共同設立した団体、Wissensfabrikがその機会のために力を注いでいます。Wissensfabrikがはじめたプロジェクト「KiTec」は、子どもたちの新しいことを知りたいという知識欲を幼年期から刺激することを活動目的にしています。成功の秘訣は、 子どもたちは「発見者」として自ら様々な問題の解決策を探究し、そうして技術的な背景を理解することを学びます。
IT2School – 一緒にITを発見する
デジタル化は、私たちの社会を根本から変革し、影響を与えます。そのため、学齢期にある子どもたちに、ITに関するテーマに触れさせることがますます重要になってきています。プロジェクトIT2Schoolの目的は、IT系職業に対する興味関心を出来る限り早い時点で喚起して、未来の専門家を確保することなどにあります。IT2Schoolは、知識工房が立ち上げて、TRUMPFの協力を受けながら様々な学校で実施されているドイツのプロジェクトです。IT2Schoolでは、4年生から10年生（ドイツの学校制度学年。日本の小学4年生～高校1年生に相当）までの生徒に日常生活で使用されている情報技術を紹介して、それに対する理解力とITの設計力を高めています。子供たちが、通信、データ、プログラミング言語、ハードウェアとソフトウェアの組み合わせなどのITの基本的なテーマを遊びながら学べるようにしています。
ドイツで、革新的で技術志向のスタートアップ企業を支援する起業家コンテスト、WECONOMY
WECONOMYは、創業者や既存の起業家がプロフェッショナルな交流をするためのプラットフォームです。採択を受けた創業者には1年間の支援プログラムの一環として、自分のスタートアップ企業のアイデアを財界の重要人物にプレゼンテーションして、定期的に意見交換する機会が与えられます。私たちの取り組みで、起業家精神を推進し、そうして長期的な視点でビジネス拠点としてのドイツの競争力強化をしたいと考えています。
Roland Berger Stiftung ― ローランド・ベルガー財団。教育の公平性を高めるためのドイツ学生奨学金
私たちは、ローランド・ベルガー財団のドイツ学生奨学金を、奨学金費用の負担により支援しています。この奨学金は、意欲のある学生を、親が様々な理由でその学生の才能に相応しい支援できない場合に、代わって支援する制度です。目的は才能に見合う、学校の卒業資格を取得することです。
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